大人気のポケモンGO、子どもがやるときの危険やモラルを教えるコツとは?

こんにちは。
イライラ解消カウンセラーの大西史恵です。

ポケモンGO、流行っています。
そして、ポケモンGOの危険性やモラルについても、毎日ニュースになっています。

・自転車などとの衝突事故
・危険な場所に立ち入っての怪我、死亡事故など
・個人情報保護について
・課金やニセアプリの危険
・モラルの問題(ゴミ、夜間の音)
・バッテリー切れで親と連絡がつかなくなる
・「ポケモンGOの裏技教えるから会おう」という誘惑の声

などなど、いろいろあります。

そんな中、お子さんのいらっしゃるご家庭では、
「ポケモンGO、やらせていいのかな?」
「どうやって気をつけさせればいいの?」
「子どもがやりたい!と言っているし・・」
「というか、いつの間にかやってるみたいで、どうしよう」
など、迷ってしまいませんか?
 
ポケモンGOをやる際の注意点は、たくさんのサイトに載っていますし、
内閣府から注意喚起ガイドも出ています。
検索するといろいろ出てくるので、そちらを見てくださいね^^

ここでは、
『子どもにどうやって危険性やモラルについて教えるのか』
について考えてみます。
年代別に、たった1つのコツで教えていくことができるので、ちょっと気にしてやってみてください。

【幼稚園児・小学生へのコツ】

この年代に教えていくコツは、「楽しく!」です^^

子どもは、単に気をつけようと言われても、つまらなかったり、理解できなかったりします。
でも、それが「楽しい!」と一緒になると、気をつけてやろう!という気持ちが自然と出てきます。

ただ、幼稚園児や小学生の場合は、気をつけたとしても危険すぎるので、
一緒にやるしかないと、私は思います。
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「一緒にやるなんて、面倒くさいなー」
と、あなたのスマホをお子さんに渡したりなんて、しないでくださいね!

「まあ、公園内でだったら、大丈夫でしょ」
大丈夫じゃないです!
そもそも、「水たまりに落としちゃったー」ということもあるかもしれませんし^ ^;

子どもは、気をつけようと思っても、実際には気をつけることができません。
子どもの視野って、かなり狭いです。
6歳までは、大人の視野の3分の2以下しか見えていないと言われています。
ただでさえ、視野はかなり狭い上に、ポケモンGOでは、スマホ画面に注目するので、全く周りが見えなくなります。
なので、子ども自身が気をつけていると思っても、そもそも見えていないので、気をつけようがないんです。
危険を学ぶことはできても、それが実際にできる年齢ではないんですね。

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出典:子育ての友

公園内でも、周りには小さい子がいたり、遊具があったり、危険なものが落ちていたり、いろんなことがあります。
目を離したすきに、変な人から声をかけられる、なんてことも起こりえます。

ポケモンGOをやるなら、隣を一緒に歩いて、
「ほら、危ないよ、ここぶつかるよ」
「自転車きたよ」
「人がたくさんいるよ、どうすればいいかな?」
「道路は危ないから、見ないでやろう、見なくてもポケモン出てきたら震えるから」
(ポケモンが出現したら知らせてくれるアラート機能があります)
「道路の向こうに渡らなくても、ここでタップすればできるよ」
と声をかけながらやるのが、いいと思います。

そうすると、ポケモンGOは、楽しく「歩きスマホの危険」を子どもに教えるいい機会になったりもします。
遊びながら、楽しく学ぶ。
夏休みですし、スタンプラリーみたいな気分で、
ポケモンを集めるのも、子どもにとっては楽しい思い出になりますね。

【中学生以上に教えるコツ】
中学生以上になると、スマホを持つ割合がぐっと上がります。
勝手にできちゃう状態。
そうなると、親には止められない部分もあります。
そこで、どう危険性を分からせるか、モラルを守らせるかが、大切になってきます。

この年代に教えるコツは、「さりげなく!」です^^
もう、教えるというスタンスではなく、ただの会話とか、親の独り言レベルの方が、伝わったりします。

例えば、
「ポケモンGOさ、大人の方が危ないことやってるみたいで、やばいよね」
「電車でやってる大人とか、めちゃ危ないよね〜」
「公園で、ゴミ捨ててくらしいよ、モラルないよね」
と、ちょっと話してみる。
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そこでお子さんが「電車でやってるサラリーマン、めちゃいるし」とかってノッてきたら、「だよねー」と、ポケモンGOの危険話をしたらいいですよね。
お子さんがノッてこなくて無視されても、なんとなく耳には入っているので、それでまずは十分です。
あとは様子を見ながら見守ります。

中学生にもなると大人なので、言えばお子さんも分かりますし、気をつけることができます。
でも、親から何か言われるのって、うっとおしい年代です。
じゃあ、ポケモンGOの危険性や、モラルについて知っているかというと、まだ微妙。
中学生以上になると、部活に友達にといろいろ忙しくて、ニュースに触れる時間がほとんどありません。
ちまたでは、危険性も話題になっているけれど、実際には知らないということも。
なので、親がそれを、さりげなく伝えておく必要があります。

あとは、
「ポケモンGOやってる?あれ、電池すぐ減るから、テレホンカードあげる。何かあったら電話して」
と言うと、理解を示しつつも、「電池がすぐ減ると困るし、何かあったら危険だ」ということを伝えることができます。

直接的に注意するのではなく、さりげなくを意識して話してみると、すんなりとお子さんに伝わります^^

まとめ

子どもに、ポケモンGOをさせていいのかどうか、それはやはり、ご家庭の自由ですよね^^
ポケモンGOの危険性を知った上で、判断するべきかと思います。
ゲーム自体が悪いわけでもありませんし、
また、ポケモンGOの場合は、”外へ出歩く”ので、今までのゲームのように運動不足にならないというメリットもあります。

危ないからダメ!でもいいし、
やるなら、うまく付き合える方法を考えていけたらいいのかなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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