お姑さんがストレス。このイライラ、ムカつきをなくして、いいお付き合いをする秘訣

こんにちは。

イライラ解消カウンセラーの大西史恵です。

いきなりですが、あなたはお姑さんとの関係、うまくいっていますか?

一般的に、嫁と姑はうまくいかないものだと、言われています。
まあ、そうだよねーと思います。

女同士だし、世代間のギャップもあれば、
その “家”の価値観・やり方というギャップもある。
それに、我が息子の嫁、ですしね(笑)

でも、そんなものだと思って、イライラし続けるのはもったいないです!
もし、お姑さんとまあまあの関係を築けたら・・・
いちいち、イライラしないで過ごせたら・・・
いいですよね!

ということで今日は、お姑さんにムカッときたとき、
なんかイライラしたとき、
どうしたらいいのかについて、考えてみます。

「お姑さんにイライラしないための方法、心の準備編」

ちょっと話が変わりますが、
この春から、着付け教室に通っています。
着物が着れたらいいなと思って。
でも、わたくし、お着物のことを全く知りません。
留袖?付け下げ?小紋?お太鼓??

それに、参加者は私と同年代は少なく、
母親世代かそれ以上の方が多いです。

「これは、お茶会にはちょっと派手かしら・・」
「本当に素敵な柄ね!」

全く会話についていけません!

でも、それがまた、楽しかったりします。
着物という非日常が面白いし、
会話も、なるほどな〜って感じる部分も多いです。

その方々とお話ししていて、
お姑さんに着付けをしてもらったことを思い出しました。

少し前に、子供の入学式だったか七五三だったかで、
お姑さんに着付けをお願いしたことがあります。

うちと、旦那の実家とは、いわゆるスープの冷めない距離で、
何かあると来てもらい、助けてもらっています。
(最近でも、スープの冷めない距離って、言うのかな・・)

それで、お姑さんが、着付けのためにうちに来てくれて、
ニコニコしながら、こう言いました。

姑「今日は私も、振袖持ってきたのよ〜」って。
私「え!振袖ですか?!」
姑「ヤダ〜、ふみえちゃん、大振袖よ、大振袖!」
と言いながら、お姑さん、二の腕をプルプル。

あぁ!なるほど!
腕のお肉が、振袖ね!

って、そこ、笑っていいのか?
笑うしかないか!
私「もう〜、ヤダ〜!お母さん!」
と、笑いましたとさ(笑)

いやぁ、この年代の方は、そういう冗談を言うのね!

お姑さんの冗談にもビックリしましたが、
そんな風に話してくれることにも、ちょっとビックリしたのを覚えています。
なんていうか、もっとよそよそしい感じだったのに、どうしたのかな、と思ったんです。
今思えば、もしかしたら、嫁に着付けして欲しいとお願いされたことが、
嬉しかったのかもしれないですね。

嫁・姑 どうしてイラっとするの?

今でこそ、そんな冗談も話しますが、
結婚したころは、お姑さんの言葉に、いちいち
ムカッときたり、していましたよ〜。
例えば、
・・・・・・・・・・・・
姑「結婚式、本当に、お仲人さんはたてないの?!」
私「(笑顔で)はい〜」
(仲人だって?!今どきないよー)←心の声。
・・・・・・・・・・・・
姑「引き出物はこの人にはこうしてね」
私「はい〜、そうしますね、ありがとうございますぅ」
(そこまで口出しちゃいますか…)
・・・・・・・・・・・・
姑「今度、うちにきてくれる?結婚の挨拶まわりしたいから」
私「わかりましたぁ」
(結婚で挨拶まわり??いつの時代だ?てか、挨拶まわりって、そもそもなんだ??)
↑これは、ご近所さんに「うちの嫁です」と挨拶に行くものでした。旦那なしで、お姑さんと私とで、旦那の実家周辺をまわりました。
・・・・・・・・・・・・
姑「ピンポ〜ン。これ、持ってきたわよ♪」
私「いつもありがとうございますぅ」
(来たーー!!アポなし訪問!!で、里芋って・・料理するの面倒だな〜)
・・・・・・・・・・・・

ほかにも、子どもが生まれてからは、
ちょいちょい何かを持って訪ねてきたり、(それも、夕方の忙しい時間に)
育児のやり方についてとか、
旦那のことだとか、
初節句、お食い初め、誕生日、クリスマス、などなど、
いろいろ思うことはありました。

あと、お姑さんは、よく実家に帰っている最近の母親を悪く言うので、
それを聞かされる私は、実家に帰りにくいんですけど・・と思ったり。

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ちょっと何か言われると、
「えっ?」って感じちゃうんですよね。
意地悪なんかじゃなくても、なんかイラっとすること、ありませんか?

でも、よくよく考えてみると、お姑さんは別に、悪いことをしているわけじゃ、ないんですよね。

私が勝手に、「イヤだな、なんかイラッとするな」
と感じていただけ。

どうして「イヤだな」と感じるのかなというと、
自分と違うから。

「違う」って、なんでもストレスになりえます。
好み、価値観、考え方、やり方、習慣、なんかは分かりやすいですが、
転職とか、結婚、引っ越しなど、一見おめでたいようなことも、違う環境になるという意味ではストレスになります。

「違う」というだけで、
脳はもう「ヤダな〜」と判断するので、
それがイライラやムカムカとして、出てきたりします。

そんな時って、頭の中は、
自分と違う → ヤダ → イライラ → 嫌い・ムリ!
となっています。

この最初の「違う」のところをちょっと変えてみるだけで、
あとの反応や感情が変わってきます。
あの人はあの人 → イヤじゃない → 平常心 → 普通!
という感じです。

こうなると、とりあえず、普通に笑うことができます。
すると、関係がよくなってきます。

そして、普通に話せるようになったり、
普通に自分の考えを言えたり、
普通に断ることができたり、
と、さらにストレスなくお付き合いできるようになります。

私は、「お姑さんは、お姑さん。そう思うんだな〜」と思うようにしてから、
ムカッとくることが激減しました。
すると、その感じって、相手にも伝わるんですね。
なんとなく、話しやすくなっていって、それで、あの、大振袖の冗談が出てきたり。
本当に、ラクになったなと感じます。

では、どうやったら変わっていけるの??

まず、「違う」のは、当たり前!
と思いましょう!
そんな風に思えないよ〜!!って、今は感じるかもしれません。

そうですね、例えば、こないだの着付け教室で、
本当に違うなぁと思ったことがあったので、
紹介しますね。

着付け教室は11:30までなのですが、こないだはだいぶ時間が過ぎちゃって、
先生が、
「お昼ご飯の支度しなきゃいけない方、ごめんなさいね」
とおっしゃっいました。

そうか!
みなさんのご主人は、もう退職して、家にいるのね!
そして、真面目にご飯を作ってあげるのね!
と。
私と違うなぁ〜と思いました!
うちは、旦那は仕事だし、いてもわざわざ作らないかな(笑)

私と同年代のママでも、もっと若いママでも、
「今日は旦那が家にいるから、ご飯作らなきゃなんだよ〜、めんどくさい」
とよく言っています。
「旦那にはご飯を作らないといけない」
って思っている女性は多いですね。
え、当たり前?

中には、
「旦那って、だって大人じゃん。自分のご飯は自分で用意するでしょ〜」
と言うママもいます。
私もそう思っている方です。

こんなふうに、同じ女性でも、いろんな考え方をする人がいます。
お姑さんとも、違って当然。
なので、まずは「違って当然」と知ってください。

ただ、自分と近い人が言うことって、影響されやすいです、どうしても。
例えば、着付け教室の人たちが同じことを言っても、
そんなに気にしないけれど、
お姑さんから言われると気になる、ということは起こります。

でも、だからって、合わせないといけないとか、
自分もそうしないといけないのかなって、思う必要はないんです。

合わせなくても、違うままでも、いい関係は作れます

もしかしたら、合わせないといけないと思う気持ちのウラに、
嫌われるんじゃないかな…という不安があるかもしれません。
そんなときは、「私は不安なんだな」って、感じてみてください。
そして一旦、その不安は置いておいて、
深呼吸をしてから、読み進めてみてくださいね。

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嫁と姑の関係になると、ちょっとした一言一言が、プレッシャーに感じたりします。
一応、好きになった人の母親ですからね。

気になって当然!
嫌われたくないと思うのも当然!

むしろ、そう感じる方が普通です。
だから、いい関係でいたいんですよね。

でも、なんかムカッときたり、不安になったりしてしまう。

だったら、ここは、一線を引きましょう!
一線を引くというのは、
壁を作るとか、避けるとか、拒絶するということではなくて、
「あなたはそうなんですね」
と思うことです。

『あなたはそうなんですね。私はこう思います。以上!』

という感じです。
ついついやってしまいがちなのが、
『私と違う。私はこう思うのに。なんでそうなの?』
と考えること。
こんなふうに考えちゃうと、ドツボにはまって関係がこじれていってしまいます。

「あなたはそうなんですね。以上!」
この、以上!ってのがポイントです。

ただ、違う。それだけなんです。
どっちがいいとか、どっちが悪いとかの話じゃないです。

でも、嫁と姑は、いろいろ気にしちゃう関係なので、
これが難しかったりします。

そこで、意識的に
「お姑さんはそう思うんですね。私はこう思う。それはただ違うだけ。以上!」
って思うようにすると、
心がザワザワしたり、イライラするのを防いでくれます。

他には、「ちょっとイヤだな」と感じた時、
深呼吸をしてみるのも効果的です。
呼吸って、自分で意識できないところを落ち着かせてくれます。
深呼吸なら、どんなときでも使えて、
意外と気持ちが落ち着くのでオススメです。

ということで、お姑さんとイライラしない関係を築く第一歩は、
「あなたはそうなんですね、以上!」
という心の準備から始まります♪

それに慣れてくると、次は、
「じゃあ、どうしたらいいかな?」という行動がとれます。

例えば「アポなし訪問は、困るな〜」という場合、
どう行動したらいいのか、
あなたと、あなたのお姑さんに合った解決策が、見えてきたりしますよ。

解決策の見つけ方についても、また書いていきますね。

こんなに下まで読んでいただいて、ありがとうございました!

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